2017年01月05日
コットンテントに薪ストーブ インスト化
コットンテントを見つける |
コットンテントといっても色んな形があり、
我が家が検討してたのは『ベルテント』というサイドが立ち上がったスタイル。
三角形のティピとは異なり、居住性が高くなるというのが特徴。
おまけにエントランスがA型になるので、出入りしやすく開放的であるのが魅力です。
有名なものにノルディスクのアスガルドがありますが、
結構お高いものでして・・・

リーズナブルなものを探してみると、
布地が薄かったりとか、コットン風のポリエステルだったりとか…
結果、元祖ベルテントのキャンバスキャンプというメーカーに決めました。
本場はベルギーなんですが、日本でも代理店があります。
リンクはこちら(別窓開きます)
SIBLEY 400 ULTIMATE PRO |
SIBLEYシリーズにはいくつかの特徴がありますが、
すぐ入手できるお店ではULTIMATE PROのみの販売でした。
どうしても妥協したくなかったのは、
サイドウォールの内側にメッシュウォールがあることと、
グランドシート敷いたまま、サイドの巻き上げが出来ること。
予定よりもお値段はってしまいましたが、
高密度のコットンとグランドシートなので、防水性・強度・耐久性がよろしいようです。
問い合わせしたところ在庫が2点ある、とのことなので即買いしました。
煙突ポートを見つける |
薪ストーブをインストするために、
テントの裾から煙突を出す方法や、
快速旅団さんの煙突ポートも検討しましたが…
なんとキャンバスキャンプのテントには、
EXIT1という煙突ポートがオプションであります。
ウチにある薪スト(ホンマ製作所:APS-52)の煙突Φ106でも対応サイズなので、
迷わず即日本の代理店に問い合わせをしたところ…
日本は規制が厳しいようで(インスト推奨しないみたいで)販売しておらず、
直接現地(ベルギー)から購入しなくては入手できないみたいです。
初めてグローバルなショッピングデビューをwww
全て英語での表記だったので、相方とグーグル翻訳使いながらショッピング成功…w
UPSのデリバリーだったので、親切丁寧にリアル通知くれてました。
ちなみにベルギー→ドイツ→中国→成田に到着して、そこからはヤマトさんが届けてくれますよ♪
フロアのグランドシートを守る |
周りの幕はコットンですが、グランドシートはポリ使ってるので、
熱で溶けるのは絶対イヤ(>_<)
フロアのシートを除いて地面に直接ストーブ置くのが一番良いけど、
サイドウォールの裾に隙間が出来てしまい、
外気氷点下になるその冷気が入り込んだら…
さすがにダウンシュラフに包まってても…寒い。
そこで相方と知恵を出し合い、薪ストーブの下に、
ホムセンで買った厚手のベニヤ的な板を加工し敷いた。
そして更にその下に、うちにあった厚手の帆布でカバーを作り、保護として敷いた。
薪を投入する際の火の粉に対応した策です。
ストーブの直下は、薪を置いて乾燥用に利用してます。
結果、グランドシートには熱が伝わることなく、問題なく使えました。
板も焦げは一切ないです。
大事な小物 |
さいごに、大事な小物を忘れちゃいけません。

薪ストーブ本体用の温度計です。
調子こいて薪をガンガンくべてくと、どんどん温度が上がってしまいます。
煙突ポートは耐熱シリコンですが、限界もあるので注意が必要です。
逆にストーブ本体の温度が低いと、
不完全燃焼起こし、煙が上昇しきれなくなります。煤もたまります。
そして命を守る大事なもの。

一酸化炭素警報機です。
幸いな?ことに我が家は一度も鳴らずでしたが、
他の人のテントからは、たまにピーピー聞こえてました。
一酸化炭素中毒は、知らず知らず訪れますので、これ必須です。
(ワタクシ昔なりかけてしまった経験があるので強く言いますよ)
薪ストーブは、着火剤と薪だけでも火付けは出来ましたが、
手早く温度をあげるために、やっぱりバトニングが必要です。
なのでナタやナイフを持ってた方がいいです。

薪ストーブ用の薪は火の持ちが良い反面、
太いし、火がつきにくいです。
完全に乾燥してるとは限らないので、
着火剤いくつか使っても本火にならない時もありました。
ラクをしちゃいけないね、って捌いた薪を組んだら、
あっという間に燃えてくれる箱(ストーブ)ですw
--- コットンテントも薪ストーブも、とても便利な優れたものですが、
くれぐれも自己責任で安全に留意して使用しましょう。
そして就寝時は必ず消火してからね。 ---